国際ホテル旅館 2015年9月5日号

自動外貨両替機の運営代行サービス
~1日5万円未満の少額ニーズでも負担なく運用可能~


カレンシー・ワークス(東京都千代田区)は、自動外貨両替機の設置・運営代行サービス「JPY外貨両替サポート」を始めた。両替対応で面倒な外貨の円転作業の手間やコストを抑えた仕組みで、訪日外国人旅行者を受け入れる機会が増えているホテル・旅館などに導入を提案している。

中規模以下のホテル・旅館など、取り扱う両替額が少ない施設でも黒字で運営できるよう、各通貨のレート設定、外貨買取の申し込みや買取レート予約、保守メンテナンスなど、両替に関する業務一切を代行する。ホテル・旅館は両替機の設置と外貨の取り出し・発送、両替用の円貨金額の補充を行うだけでよい。

機械は全自動・24時間無人運用が可能で、外国語表示もできるタイプを推奨。取扱い通貨も客層に合わせて設定できる。各通貨の両替レートは24時間365日自動配信され、施設側の利益となる手数料を上乗せした表示も可能。入金された外貨は郵送で同社に発送し、銀行の3営業日後に指定口座へ両替した円額を入金する。

外貨は銀行よりも有利なレートで買い取り、マイナーなアジア通貨にも対応する。「外貨は円と違い『貴重品』扱いのため、一般書留だけでなくゆうパックでの発送も可能。それぞれ補償額が異なり、全国一律料金で最長月1回の郵送でも良い一般書留と、集荷してくれるゆうパック、各施設の条件や使い勝手に応じて使い分けていただける」と、社長の高月照久氏は語る。オプションで警備会社への作業委託も手配する。

従来、ホテル・旅館で自動機による両替サービスを行う場合、機械の設置コストが高額で実際の両替額と見合わないことが多く、仮に導入してもレート確定のために頻繁に取扱額を入力・送信しなければならない、あるいは毎日銀行に持ち込まなければならないなど、手間やコストの課題が多かった。一方で、日本国内で手軽に利用できる両替サービスが限られていることからホテル・旅館での両替ニーズは高く、導入の弊害を自動化や代行によって解消する仕組みとして確立した。同社の試算によれば、1回の両替額を1万5000円として標準的なホテルレートで設定した場合、1日約3回の両替があれば実質負担額0円となる。

※一部内容について弊社で補足しております