外貨両替機ビジネスでは立地選びが最重要

客室数だけで判断しないホテル設置)

ホテルの立地、知名度、客室数だけで決めるのは危険です。他社が置いている外貨両替機では有名観光地エリアにある部屋数300室程度のホテルでも月間両替額10万円という例もあります。オーナーは当然大赤字ですが移設できないので置き続けるしかありません。「外国人宿泊者数」だけでなく「宿泊単価」「客層」も重要で、1泊数千円程度でアジア系団体ツアー客が大半を占める大型ホテルより、小規模でも欧米系個人客中心の高級ホテルの方が実は有利です。当社では外国人宿泊者数等の実績値をヒアリングした上で御紹介いたします。

施設内の設置場所も確認(ホテル設置)

どんな大型ホテルでも、フロント周辺で無く2Fの自販機コーナー横とかの位置だと外貨両替機の稼働は低調です。利用者が宿泊者に限定され、部屋数という物理的な上限もある点にも留意しましょう。。

現地確認が重要(店舗設置)

「外国人に人気のエリア」でも、外貨両替機を置く店舗周辺がピンポイントでどうかは別ですので、必ず外貨両替機を購入する前に現地確認をしてください。立地だけで無く「入り易い外観か」「1Fか2Fか」「店内での人の動線」「営業時間」「看板が置けるか」「近隣の競合有無」もチェック事項です。

施設の設置目的(店舗設置)

外貨両替機の設置先として物販店や飲食店は当たり外れが非常に大きく注意が必要です。例えば土産物店の場合は”EXCHANGE”の看板を見て入店した外国人客が商品を買ってくれればメリットがあり、自己負担が不要な店舗側にとっては仮に両替がゼロでも懐は痛みません。こういった店舗では客に店内を回遊させる為に店奥や階段下とかに外貨両替機を配置するケースも多いので大した利用は見込めません。数を優先する外貨両替機業者からの「有名施設だから」「大手ドラッグストアだから」というセールストークに惑わされないことが重要です。

実は要注意の設置場所

外貨両替機ビジネスは「外国人が多数いる場所」に置けば儲かるというものではありません。当社が投資家への紹介対象外としているのは以下の施設です。※個別では好物件も存在します

[コンビニ]

銀行ATMの並べに外貨両替機を置いても外国人客には見分けが困難。取扱商材が多く店外に外貨両替看板を常設できない点も致命的。複数大手がテスト設置(他社機で)したものの数ヵ月で撤去。

[飲食・物販店]

店舗側に悪意は全くないのですが、店舗側の「客寄せ」として外貨両替機が利用されるだけになる可能性が大。営業時間も短く、外国人の入店者がよほど多くない限り採算を取るのは難しい。

[寺社・仏閣]

チケット購入済の団体客が大半。個人客でも敷地内で必要なお金は小額なので両替ニーズは小さい。お賽銭用にわざわざ両替してくれる奇特な観光客などいません! 開門時間も短い。

[駅・バスターミナル]

急いでいる出発客にとって両替は後回しで、到着客に利用されるかは設置場所次第。看板設置に制限があるケースも多く、長いコンコースにATMと並んで置かれても認知されない。

[商業ビル・家電量販店]

建物自体が大き過ぎて目につかない。入り口も複数あるので案内板設置も限界がある。全てカード/スマホで決済できる場所でもあり、「今ここで両替するニーズ」は乏しい。

[地方空港]

チャーター便含めても週10便以下だと旅客数が不足。チャーター便乗客は到着後に貸切バスにすぐ乗り込む為、空港内で両替する時間も無いのが現実。便廃止時のインパクトが大きいのもリスク大。


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