外貨両替機への投資には他の事業投資と共通する点が多くあります。オーナー様に役立つ物件選定のヒントを御案内します。

収益見通しは”保守的”に

ワンルームマンションやコインランドリー等、投資家・オーナーを募集している業者がアピールする数字には甘い前提のものが多いですが、残念ながら外貨両替機投資でも同様です。

  他社の広告例


【収益例1】1日30人両替(1人5万円両替)⇒ 約422万円の利益
【収益例2】1日10人両替(1人3万円両替)⇒ 約62万円の利益

<前提>
両替手数料:ドル・ユーロ(6.5%)他通貨(15%)
通貨割合:ドル・ユーロ(40%)他通貨(60%)
※慣らして利益率約10%

外貨両替機 投資

 

計算自体は合っていますが、利益率10%×1日150万円の両替を何年間も”競争無し”で獲得するには、よほどの隠れた優良スポットでないと困難です。多額の両替額×高い利益率に設定すれば計算上良い数字になるのは当然で、オーナー様が重視すべきは「両替額と利益率がどの程度あれば赤字にならないか」という 損益分岐点 です。損益分岐点が低ければ好条件時の利益額も拡大します。設置業者から出された収益モデルを鵜呑みにせず、必ずオーナー様ご自身で「見込外れ時」の試算をすることが大切です。 ※当社では両替額が少ない場合の試算値も必ず提示します。

ちなみに、無理矢理この業者さんと同じ前提条件で試算してみた当社数字は、 【収益例1】が640万円の利益(約1.5倍)、【収益例2】が120万円の利益(約2倍) となります。

 

店舗か施設か

結論から言えば 利益が上がる物件=良い物件 ですが、長期投資に際してはそれぞれの”特性”を把握しておくことが大切です。

街中の店舗に設置

外貨両替機 投資 店舗

外貨両替機を外国人が多い通り沿いの店舗に置けば確実に儲かるというものでもありません。店舗内のどこに置くかや、看板の有無によって集客力は全然違います。また良い場所には有人ショップも出店しますし、業者の中には1台置いて数字が良ければ他のオーナー様に声を掛けて同じエリアに何台も追加設置するケースも多いです。コンビニFCになったすぐ後に同じ系列店が30m先にオープンするようなもので、先に出したオーナー様はたまったものではありません。今後の訪日客数増加に伴って両替額が増えることはメリットですが、隣に競合機が1台現れたら利用額も半分になりレート競争にも突入です。競合が無い立地でも、店の前を歩く外国人の中で実際どれくらい利用されるかは置いてみないと分かりません(同じエリアでも通りを一本入るだけで全く違います)。ただ、有望地域に早めに出店すれば大きな利益を得られますので ハイリスク・ハイリターン と言えるでしょう。

ホテルに設置
外貨両替機 投資 ホテル
外国人宿泊客の何割かを「確実な需要」として見込める安心感があります。施設外とのレート競争も基本的に避けられますし、両替単価も店舗設置機に比べて大きくなります。今後の訪日客数増加でも両替額の伸びには一定の上限(=部屋数)はあるものの、エリア内で両替ができない他ホテルから利用者を紹介されるといったことも期待できます。大化けも大負けも無いので 長期安定的 な投資先を求めるオーナー様には最適です。

現地下見の重要性

当社がホテルへの設置を御紹介する場合、国籍別の宿泊者数データを元に試算した予想レンジを提示し、ホテル内での設置場所も事前に決めるので、オーナー様にとっての不確実性は限定的です。

一方で外国人の来店が少なく単に「外国人人気の高いエリアにあるだけ」の店舗に設置する場合は、タタキ台となる数値を出せません。googleストリートビューで現地の様子を見ることはできても最新情報では無く、実は隣に有人両替ショップが出来ていたという事も起こり得ますし、エリア全体の外国人数が多くとも設置先店舗の通りには殆ど回遊していない可能性もあります。これらは実際に現地に行かないと分かりません。

例えばマンション投資をする際に現地だけでなく周辺環境も確認する様に、両替機への投資に立地が大きく影響する以上、街中店舗への投資前には下見を行うことが安全です。これにより大ハズレは避けられます

 

外貨両替機 投資

 

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